長茄子漬
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みちのくナス学の旅-1
インドからの贈り物
 普段、私たちが何気なく口にしている食物もそのルーツを辿れば、長い歴史と様々の浪漫を秘めていることが多い。茄子ー。この小さな野菜にも日本人の食卓を彩るまでには数々の浪漫があった。みちのく仙台を代表する長茄子のルーツを辿って、食文化“ナス学の旅”に出てみよう。
 茄子の原産地はインド及び熱帯アジアで、インド東部に自生する「ソラヌム・インサヌム」がその原種と考えられている。栽培の歴史は古く4〜5世紀頃といわれ、6世紀頃にはすでに中国へ渡来。「斉民要術」(405〜506年)には茄子の栽培から採種まで、事細かに記されているという。日本への渡来は不明だが、東大寺正倉院文書に「天平勝宝2年(750年)6月21日藍園茄子を進上したり」とあり、原産のインドから中国を経て、この頃には渡来したもののようだ。また、延喜式(927年頃)にはすでに茄子の漬物加工も記されており、わが国で最も古くから栽培された野菜であることがうかがえる。
 時代は奈良時代。中国との往来が活発な頃、はるか海峡を越えて遣唐使が長く危険な船旅の土産として持ち帰ったのであろう。当時の大和人は、はるかインドで生まれ、中国を経て贈られてきた紫紺の茄子をどういった思いで眺め、食したのであろうか…。しかし、この当時渡来した茄子は丸形であったとされている。長形でやわらかい風味の長茄子はどのように伝わってきたのであろうか。仙台の長茄子が誕生するまでには、まだまだ長い歴史の旅を続けなければならない…。

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