長茄子漬
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みちのくナス学の旅-7
三百余年の伝統の風味が今も花開く…。
 仙台長茄子の特徴は、本家本元と言われている博多長茄子に比較し、やや小ぶり。しかも、先端がやや尖った細長型である。博多長茄子が、皮が硬く肉も柔らかで、焼きナスに適しているのに対して、仙台長茄子は皮がやわらかい。このため、漬物により適しているナス種と言えるだろう。
 享保4年(1718)の奥羽観跡聞老志には、広瀬川下流の村のものを上質とす、とあり、また寛政の仙台名物番付には「茄子は小泉」と記されている。ちなみに小泉という地は、仙台の東南に位置し、広瀬川の近く、伊達政宗が晩年の10年間を送った、若林城跡のあるところである。
 東北地方は冬が長いため、栽培期間が他の地域に比べ圧倒的に短くなる。仙台長茄子が小ぶりで皮がやわらかく、肉がしまった長茄子に分化したのも、こうした気候風土によるところが大きい。結局、厳しい気候風土の中で栽培期間が短くても収穫可能な極早生に順応するしかなかったのであろう。
 住めば都、という諺があるが、博多生まれの長ナスは300余年の時間の中で仙台の地にしっかりと実りの花を咲かせていったのである。

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