長茄子漬
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みちのくナス学の旅-8
知ってるつもり?
 茄子にまつわる諺のうち、よく知られているものの中に、「親の意見とナスビの花は、千に一つの無駄もない」がある。ナスは咲いた花すべてが、果実になりムダ花がないことから、親が子供のためを思ってする意見も同様に、無駄や間違いがなく、すべて子どものためになることを意味し、親の意見はよく聞くようにとした教えの一つである。
 しかし、実際はどうだろう。ナスを栽培した方なら御存知だろうが、茄子は以外にムダ花が多い。光度を変えて行った落花の実験結果では光度を制限しない普通の状態でさえ61%の落花がみられ、光度を25%にすると実に91%以上の花が落ちることがわかった。梅雨の頃の日照時間の少ない時、多数の落花が見られるのもこのためである。
 また、茄子の学名はSolanam melongena L.(ソラナムメロンゲーナ)といい、ウリのなるナス属の植物という意味がある。しかし、これもまたウリとナスは植物学的にも縁が遠くウリのつるにナスビを成らせることは不可能に近いとされている。
 無理なことは期待するな、という意味で「ウリのつるにナスビはならぬ」という諺があるが、もし、植物学者リンネが日本のこの諺を初めから知っていたら、このような学名はなかったかもしれない…。

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